【s33最終987位/レート1806】2世代統一の絆「私、受けルーパーじゃないんです!!!」
[はじめに]
どうもおはこんにちばんは。ゆうるみゆう(@I_love_Frosmoth)と申します。
s33お疲れさまでした。今回2世代統一で最終3桁を取ることができたため記念に構築記事を残そうと思います。
伝説2匹ルールも終わったため使う機会は少ないかもしれませんがレンタルIDも載せてありますのでよければ使ってみてください。
[結果]
TNゆうるみ 最終レート1806,最終987位
TNゆうるみゆう 最終レート1713,最終2129位
[構築経緯]
伝説2匹ルールも最後のためこれまで使ってきたハピナス、ヌオー、バンギラスを入れて何か遊べないかと考えました。
この3匹は2世代という共通点があったため世代統一をすることに決め、伝説枠としてホウオウとルギアを採用。
ラスト一枠にはレディアンと言い張って相棒のモスノウを採用しようかと考えましたが、さすがに思いとどまり上記のポケモンでは重いゼクロムを対策できるポケモンを採用しようと考えました。
ゼクロム対策として欲しい能力を考えたところ
・一致技とダイジェットを受けられる
・後出しから打ち勝てる
・ダイドラグーンで攻撃を下げられても問題がない
・ある程度サイクルを回せる
・ゼクロム以外にも最低限の仕事ができる
以上の5つが上がってきました。
しかし2世代という枠組みの中でそんなポケモンがいるわけ...
ハガネール!!!
というわけで最後の枠にハガネールが入りパーティーが完成しました。
[コンセプト]
・できる限りの相手を後出しから処理する。
・無理やりにでもサイクル戦を押し付ける。
[単体解説]
ホウオウ
性格:いじっぱり
特性:さいせいりょく
調整:H172 A148 S188
持ち物:いのちのたま
技:せいなるほのお
じしん
調整意図:Sが1段階上昇で最速ムゲンダイナ抜き
ダイジェット→ダイアースでBが1段階上昇したH252ムゲンダイナを確定で 落とせる(くろいヘドロ非考慮)
Hなるべく高く
かなりの万能ポケモン。
炎、飛行、地面で広く打ち合える範囲を持っており対面性能が高く、「じこさいせい」と「さいせいりょく」を持つことでサイクルを回すことも可能で広く選出していくことができました。
s33以前は使用したことがなかったですが、やれることの多いポケモンであり様々なパーティーに採用されるのも納得でした。
調整はムゲンダイナを意識していますが、このパーティーがムゲンダイナに弱いゆえの調整のためホウオウ自体がムゲンダイナに強く有利を取れるポケモンではないことには注意が必要です。
ルギア
性格:おくびょう
特性:マルチスケイル
調整:H100 B252 S156
持ち物:アッキのみ
技:エアロブラスト
めいそう
調整意図:Sはウーラオス抜き
残りを物理に硬いHBで耐久確保
最強ポケモンその1。
他の5匹がウーラオスが重めのため対ウーラオスを意識した努力値振りになっています。
耐久はこの振り方でも充分すぎるほどあり、S振りした副産物として様々な相手の上から「じこさいせい」を押していけるのがかなり強かったです。
個人的にめいそう型のルギアは飛行技、じこさいせい、めいそうで完結していると考えており、ラスト一枠は意識する相手によって変わる自由枠だと認識しています。
そのため今回は環境に水、地面の複合タイプのポケモンが多いこと、ギガドレインの回復効果がマルチスケイルと相性がいいことからギガドレインを採用しました。
ルギアに「あくび」か「どくどく」を入れるためかヌオーに引かれることが馬鹿にならない回数あったり、ガマゲロゲ相手にHPをかなり残しながら勝てたりと読まれにくい点も含めて有用性はかなり高かったです。
ルギア自体の性能としてはかなり広い相手を詰ませることができたりとなぜ今まで使ってこなかったのかと自分で疑問に思うほどの性能でした。
ウーラオス対策をもっと厚くするために持ち物はゴツゴツメットもありかもしれません。
ハピナス
性格:ずぶとい
特性:しぜんかいふく
調整:B252 C76 D172 H4 S4
持ち物:ばんのうがさ
技:トライアタック
めいそう
タマゴうみ
調整意図:s30のときと同じくほかの方の真似をしただけ
最強のカイオーガ受け。
調整はs30で使用したものと同じですが特性だけ「てんのめぐみ」から「しぜんかいふく」に変えてあります。
受け気味なパーティーである以上状態異常には気を付けないといけないので「しぜんかいふく」にしましたが役に立つ場面もありましたが、「トライアタック」の追加効果が自覚できるくらいには発生率が下がったので特性に関しては好みによって変えていいと思います。
特殊ポケモンに投げておけばとりあえず仕事ができるのが雑に強かったです。
「シャドーボール」は一応の黒バドレックス対策ですが、黒バドレックスには後述のバンギラスで対応していたためナットレイ対策の「かえんほうしゃ」やカイオーガへの処理速度を上げる「かみなり」などの採用がよかったかもしれません。
特に「ぜったいれいど」を採用しているカイオーガも多かったため「かみなり」の有用性は上がっていたように感じます。
また、HBゼルネアスが流行していたころはハピナスでゼルネアスの受けが成立していましたが、s33では火力のあるゼルネアスが多くなったのでハピナスで対応できない場面も発生するようになったことはハピナス使いとしては痛手だったように感じました。
ヌオー
性格:ずぶとい
特性:てんねん
調整:H252 B252 D4
持ち物:たべのこし
技:ねっとう
どくどく
まもる
調整意図:ザシアン対策にHB特化
安心安全のザシアン受け。
一般的なたべのこしヌオーは「あくび」の採用が多いですが、「あくび」はどのポケモンを眠らせるかの選択を相手に委ねるのが強くないと考え採用を見送り、交代際にカイオーガなどに当てることで「ぜったいれいど」などの試行回数を減らせる「どくどく」を優先しました。
ヌオーは一般的にそこまで耐久がないと言われますが「まもる」、「じこさいせい」で無理やり相手に毒を回す動きができたりといろんな相手への出しやすさを感じました。
バンギラス
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
調整:H252 A196 D60
持ち物:とつげきチョッキ
技:スポーンエッジ
じしん
ほのおのパンチ
調整意図:S1のころの流用個体のため恐らくトゲキッスメタ
受けれて殴れる数値のおばけ。
有限受けであるため限界はあるが、黒バドレックスとイベルタルの2匹を対策できるのがとても優秀でした。
物理イベルタルの初手ダイマであったとしてもダイマックスターンを2ターン稼げるためホウオウダイマックスで切り返すことができたりと、ある程度の仕事は必ずこなしてくれるのがとても使いやすかったです。
ランドロスに引かれる場面も多かったので氷技を採用したい気持ちもありますが、イベルタル対策の「ストーンエッジ」、黒バドレックス対策の「かみくだく」、ザシアン引きに打つと強い「じしん」、ナットレイをわからせることができる「ほのおのパンチ」とどれも有用であったため技の選択が難しいポケモンです。
ハガネール
性格:わんぱく
特性:がんじょう
調整:H244 B252 D12
持ち物:カゴのみ
技:ヘビーボンバー
ボディプレス
ねむる
てっぺき
調整意図:HBは奇数調整のしたうえでなるべく硬く
余りD
S妥協個体
最強ポケモンその2兼今回の圏外枠。
ゼクロムとブラックキュレム相手に後出しからBをかなり上げたうえでHPをかなり残して突破できるめちゃくちゃ優秀なポケモンでした。
「きあいだま」を持ったゼクロムなどはさすがに無理ですが、後出しからてっぺきを押すことで「りゅうのまい」→「ダイドラグーン」といった展開を押し付けてくるゼクロムを起点にしつつ裏にもボディプレスの圧をかけていけるのは相当強かったです。
ゼクロムの裏には特殊のゴーストタイプが控えていることは少なく、特殊への引きには「ボディプレス」、物理ポケモンはそのまま詰ませるといった感じで1匹持っていける展開になるため多くのゼクロム構築をカモにできたのが素晴らしかったです。
回復技が「ねむる」しかありませんが、逆に回復技がないと相手が油断してダイマックスを切る展開になりやすいというメリットでもありました。
ハピナス、ヌオー、バンギラスでサイクルを回すことが多かったため選出率こそ高くありませんが、選出したときはほぼすべての試合で活躍してくれました。
「でんじは」では麻痺にならないためある程度ミミッキュ相手にも頑張れたり、相手によっては詰ませられたりと圏外に収まているのが不思議なポケモンでした。
[基本選出]
基本選出はなく、相手の伝説を相手できるポケモン2匹とその2匹では厳しいポケモンを対策できるポケモンを選出します。
ただし相手のランドロスに強めなポケモンがルギアくらいしかいないためルギア、ヌオー、バンギラスorハピナスという選出が一番多かったと思います。
[苦手なポケモン]
ムゲンダイナ
アタッカーならバンギラス、受け型ならホウオウで一応対策はできますが、どっちか読めないため蹂躙されることも少なくなかったです。
初手から出てくることが多いため「メテオビーム」を持っていないことを祈りながらホウオウで初手ダイマックスすることで対応していました。
日食ネクロズマ
一応ホウオウが有利なはずですが、ダイロックを持っていたり、じゃくてんほけんで返り討ちにしてきたりとどうにもならないケースも多いです。
受けもあまりきかないので上手いことダイマックスを枯らしてホウオウで切り返すしかないですが、読まれて「りゅうのまい」を積まれることもあるので気合で頑張りましょう。
ときには諦めも肝心です。
ゼルネアス
火力のある個体や「きあいだま」採用型が増えたためハピナスでの受けが怪しくなりました。
ハピナスでの受けが成立することを祈ったり、ルギアで先に積んでおくことで対策しましょう。
ゼクロム(きあいだま採用)
技をよけるしかありません。
ジガルデ
硬すぎます。
「とぐろをまく」を採用したジガルデならヌオーで受けがききます。
「りゅうのまい」を採用したジガルデの場合ヌオーで受けがきかないことも多いので積んでいる隙に上からホウオウなどでぶっ飛ばすのが勝ち筋です。
ウオノラゴン
ルギアで対応するしかありません。
スカーフやすなかきには上を取られますが、スカーフはアッキのみがあれば、すなかきにはターンの限界があるため頑張って対応しましょう。
エラがみのppは16のため最悪の場合ppを枯らすことも視野に入れる必要があります。
ラッキー
倒せません。
裏を倒してTOD展開に持ち込みましょう。
カバルドン
「ステルスロック」→「あくび」の展開を押し付けられます。
受けが主体のパーティーなので「ステルスロック」が非常に厳しいため眠らせるポケモンを慎重に選びつつ立ち回りましょう。
[スペシャルサンクス]
対戦相手のみなさま
ポケモンのモチベーションが上がるような楽しい仲間大会を開いてくれたみなさま
世代統一とタイプ統一でジャンルが違うとはいえ、統一という楽しみ方を示してくれた統一勢のみなさま
楽しいポケモンの動画や配信をしてくださったみなさま
[さいごに]
ぎりぎりとはいえなんとか2回目の最終3桁を取ることができました。
構築については甘い点や首をかしげる点があるかもしれません。
しかし使いたいポケモンを使いやすい構成で組んだ結果です。
好きな構築で楽しく勝つ。私はそれを追いかけ続けて頑張っています。
剣盾のランクマッチで戦えるのはもう少ない期間ですが、ポケモントレーナーの皆様と楽しむことを忘れずに戦っていければうれしく思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問や誤字、他にも何かあれば@I_love_Frosmothまでおねがいします。